「男」という言葉の対義語は「女」ではなかった
こんにちは、木崎です。
久しぶりの雑学の時間ですよ

ケンジくん、「男」という言葉を知っていますか?

「漢」の方が好きっすけどね!
そっちは「粋な」っていう意味も入ってるね。
まぁ普通に我々の性別をさす男の「男」ね

その対義語ってもともと「女」ではなく実は「乙女」 だったって知ってるかい?

ちょっと、いい感じに説明する空気だしてるのにそういうセリフは禁止だぞ
ふむふむ、驚いたか、ほーもっと気になると
よろしい解説します

そもそも「男」っていう言葉の意味は、
・年若いを意味する「乙(をと)」
・男の敬称であった「子(こ)」
の二文字がくっついて出来た言葉なんだ。
「乙(をと)」には、年若いという意味意外にも、美しい、かわいいとかいう意味もあるけどね。
だからこの言葉の対義語は、
・年若いを意味する「乙(をと)」
・女を意味する「女(め)」
から生まれた言葉、そう「乙女」となるのさ!

絶妙に興味わかない雑学っすねやっぱ
・・・
さらに解説するよ
「男」と「乙女」は奈良時代から使われていて、「女」は平安時代に成立した言葉なのである。
だから昔は男の対義語は乙女だったのさ。
今は辞書を引いてもらえばわかるとおりちゃんと「男」の対義語は「女」になっているけどね!どうだい?合コンではなせるだろケンジ

・・・
今日は厳しいな。
じゃあ「女」という言葉の起源も教えよう!
奈良時代に
・小さいを意味する「を」
・女を意味する「み」
・人を意味する「な」
が集まって、「をみな」になったんだ。それの「み」が撥音便化して「おんな」と言われるようになったのさ。どうだ合コンで使えるだろ。
君たち女って言葉の語源って知ってる?とかさ

本当気持ち悪がられるっすよ(笑)
そうか、竹取物語で有名な「翁(おきな)」とか「媼(おうな)」もこの辺から繋がってるんだけど聞かない?

でもたまには雑学楽しいっすよ!(適当フォロー)
私も朝の通勤電車の中で『おとこ』⇔『おとめ』に気づきました。因みに広辞苑にも書いてありました。他にも、『むすこ』⇔『むすめ』、『ひこ(彦)』⇔『ひめ』などなど。面白いでしよね。